西濃憲法集会

西濃憲法集会2012(第18回)

いったい改革 いったい何!?

行事案内

イベント 西濃憲法集会(第18回)
テーマ いったい改革 いったい何!?
日時 2012年5月3日(祝)
場所 ソフトピアジャパン1F(セミナーホール)
備考
  • 【講師】伊藤周平氏(鹿児島大学法科大学院教授)
  • 入場無料
内容

記念講演 「社会保障と税の一体改革」を徹底解明 講師 伊藤周平氏

よびかけ

政府は、今年2月17日、「社会保障・税一体改革大綱」を閣議決定しました。
この改革の柱となっているのが国民相互の「助け合い」であり「支えあい」です。

私たちは、このなかで打ち出された「子ども子育て新システム」「障害者自立支援法」「介護保険」の見直しなど、これまで「権利」として位置づけられ、国の責任で実施してきた社会保障制度が、大きく変わろうとしていることに強い危惧を覚えます。

また、消費税の引き上げは、所得の多い少ないに関わらず、一律に負担することになり、一見公平で平等に「助け合い、支え合う」ことのように見えます。しかし、実は消費税には、大きなカラクリがあります。

私たちは、東日本大震災や原発事故を経験し、「助け合い・支え合う」社会の大切さを感じています。しかし、政府のいう「社会保障・税一体改革」は、国民感情を利用し、国や自治体の公的責任を投げ出し、市場化のなかに子どもやお年寄りを巻き込むものです。
これではますます格差が広がり、逆に人と人との繋がりを断ち切ることにつながるのではないでしょうか?

ぜひ、5月3日憲法記念日は、憲法第25条の保障する「人としての生きる権利」について考えていきましょう。

講師

伊藤周平氏(鹿児島大学法科大学院教授)  

  • 1960年山口県生まれ。鹿児島大学法科大学院教授。労働省(現厚生労働省)、社会保障研究所(現国立社会保障・人口問題研究所)を経て、東京大学大学院修了。法政大学教授、九州大学助教授を経て、2004年4月より現職。
  • 全国の法科大学院でも珍しい社会保障法先行の専任教員。介護保険をはじめ日本の社会保障に関する具体的なほう研究にとりくに、官僚に対抗できる、政策や社会保障に強い法律家の育成に力をいれている。
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