「改憲は私たちの暮らしに何をもたらすのか」〜寛容さを失う社会の中で〜
行事案内
イベント | 西濃憲法集会(第24回) |
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テーマ |
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日時 | 2018年5月3日(憲法記念日) 午後1時30分〜午後4時 |
場所 | 大垣市スイトピアセンター スイトピアホール(学習館2階) |
備考 |
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内容 | 安倍政権は、人権保障に関わる国家責任を切り崩しながら、教育基本法「改正」、特定秘密保護法、安全保障法制(戦争法制)、テロ等準備罪(共謀罪) 法など、管理・統制にかかわる国家権力の強化を図ってきました。 |
呼びかけ | バスで赤ちゃんが泣き止まず「静かにさせろ!」と怒鳴られた、「なんでひとりで2 〜3 人くらい見れないの、私たちのころなんて…」という先輩たちのプレッシャーに“助けて” と言えず自己嫌悪で涙した、そんなお母さんたちの声がこの数年くらいで増えてきている実感があります。 「あなたの子でしょ、親として家族としてなんとかしなさい。」という“自己責任” のメッセージが強く込められたこのような言葉に、多くの親たちが傷つき苦しんでいます。 一方で、日本国憲法では“違いを認め合う個人の尊重” が保障されているのに、むしろ“みんな一緒の全体主義” が広がりつつあることに、保育現場にいるものとして危機感を覚えます。 さらに自民党改憲草案では“家族の助け合い”、改正児童福祉法では、“子育てについて保護者が第一義的責任を負う” という言葉がみられます。児童福祉の保育は、“子育ての社会化” だったはずなのに、なぜ今“家族” を強調する必要があるのでしょうか。 子どもや子育て家庭に向けられる不寛容な社会、共感できない社会は、じきに困難を抱える様々な人たちにもその矛先が向いていくのではないでしょうか。 “自己責任社会”or “共生社会” のどちらへ向かいたいのか、今まさに改憲が私たちに問うています。ひとりでも多くの皆さんと考えあいたいと思います。 実行委員 山田 貴史(はだしっこ保育園 園長) |