平和のつくり方 ~ミサイルか 9条か~ 伊藤千尋さん講演会
行事案内
イベント | 平和・人権・民主主義を考える西濃憲法集会2023(第29回) |
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内容 |
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日時 | 2023年5月3日(憲法記念日) 午後2時~午後4時40分(予定) |
場所 | 大垣市情報工房スインクホール(岐阜県大垣市小野4丁目35-10) |
備考 |
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呼びかけ | 「新しい戦前になるんじゃないですかね」 昨年末、あるテレビ番組に出演したタモリ氏が「来年はどんな年になりそう?」と聞かれて、こう答えました。 昨年12月16日、岸田首相は、安全保障関連三文書を閣議決定しました。自ら安全保障政策の大転換というとおり、これまで政府が堅持すると言ってきた「専守防衛」をかなぐり捨て、反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有を可能とするものであり、そのために防衛予算を5年間で43兆円とするという、まさに大軍拡というほかありません。 今日の事態は、2012年の第2次安倍内閣の発足から始まったと言えます。特定秘密保護法(2013年)、集団的自衛権行使容認の閣議決定(2014年)、安全保障関連法(2015年)、共謀罪法(2017年)、重要土地調査規制法(2021年)、経済安保法(2022年)と「戦争ができる国」になるための法律が続々と制定されました。そして、今回の安保三文書によって、実際に戦争をする体制を作り上げることが可能となったのです。 安保三文書は、「我が国は戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面している。」と述べていますが、本当にそうでしょうか。中国、北朝鮮、ロシアが日本の脅威だとされていますが、冷静に考えれば、そうではないと思います。むしろ、アメリカと一体となって、アメリカの行う戦争に日本が巻き込まれていく危険性の方が高いといえます。 ロシアによるウクライナ侵略を見て、戦争が起こるかも知れないという雰囲気を感じている方が増えているのではないでしょうか。そのようなとき、私たちを守ってくれるのはミサイルなどの軍事力なのでしょうか。否、それはむしろ戦争の危険性を高めていくものです。日本は、憲法9条の精神により、世界平和に貢献していくべきです。それが日本ができることでもあり、期待されていることです。21世紀の平和をどうやったら作っていけるのかご一緒に考えていきませんか。 |
内容 |