西濃憲法集会

西濃憲法集会2023(第29回)

平和のつくり方 ~ミサイルか 9条か~ 伊藤千尋さん講演会

行事案内

イベント 平和・人権・民主主義を考える西濃憲法集会2023(第29回)
内容
  • 平和のつくり方 ~ミサイルか 9条か~
    伊藤千尋さん講演会
    一二三礼さんコンサート
日時 2023年5月3日(憲法記念日)
午後2時~午後4時40分(予定)
場所 大垣市情報工房スインクホール(岐阜県大垣市小野4丁目35-10)
備考
  • 伊藤千尋さん プロフィール
    1949年、山口県生まれ、東大法学部卒。学生時代にキューバでサトウキビ刈り国際ボランティア、東大「ジプシー」調査探検隊長として東欧を調査。74年、朝日新聞に入社しサンパウロ支局長(中南米特派員)、バルセロナ支局長(欧州特派員)、ロサンゼルス支局長(米州特派員)を歴任するなど主に国際問題を報道した。2014年9月退職し、現在はフリーの国際ジャーナリスト。NGO「コスタリカ平和の会」共同代表。「九条の会」世話人。世界82カ国の現地取材をもとに、憲法を活かす「活憲(かっけん)」を提唱している。
    主著に『非戦の誓い~「憲法9条の碑」を歩く』(あけび書房)、『9条を活かす日本~15%が社会を変える』『連帯の時代-コロナ禍と格差社会からの再生』(以上、新日本出版社)、『13歳からのジャーナリスト~社会正義を求め世界を駆ける』(かもがわ出版)、『活憲の時代~コスタリカから9条へ』(シネフロント社)など。
    公式HPはhttps://www.itochihiro.com/
  • 一二三礼(ひふみ・れい)さん プロフィール
    奈良県生まれ。奈良県在住。
    表現者ギルド「夢歩行虚構団」構成員。
    関西を中心に、ステージシンガーとしてピアノ弾き語りでライブハウスやカフェ等で活動。同時に集会歌手としても、大小問わず様々な集いで、プロテストソングやメッセージソングを演奏。ジャンルにとらわれず幅広いレパートリーを持つ。俳優でもあり、年齢・性別を越えて、様々な役を演ずる。
    2022年12月にファーストアルバム「歌を持たない」をリリース。ライブ会場や通販で入手可能。
  • 入場無料
  • 託児については事前にお問い合わせ下さい
呼びかけ 「新しい戦前になるんじゃないですかね」
昨年末、あるテレビ番組に出演したタモリ氏が「来年はどんな年になりそう?」と聞かれて、こう答えました。
昨年12月16日、岸田首相は、安全保障関連三文書を閣議決定しました。自ら安全保障政策の大転換というとおり、これまで政府が堅持すると言ってきた「専守防衛」をかなぐり捨て、反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有を可能とするものであり、そのために防衛予算を5年間で43兆円とするという、まさに大軍拡というほかありません。
今日の事態は、2012年の第2次安倍内閣の発足から始まったと言えます。特定秘密保護法(2013年)、集団的自衛権行使容認の閣議決定(2014年)、安全保障関連法(2015年)、共謀罪法(2017年)、重要土地調査規制法(2021年)、経済安保法(2022年)と「戦争ができる国」になるための法律が続々と制定されました。そして、今回の安保三文書によって、実際に戦争をする体制を作り上げることが可能となったのです。
安保三文書は、「我が国は戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面している。」と述べていますが、本当にそうでしょうか。中国、北朝鮮、ロシアが日本の脅威だとされていますが、冷静に考えれば、そうではないと思います。むしろ、アメリカと一体となって、アメリカの行う戦争に日本が巻き込まれていく危険性の方が高いといえます。
ロシアによるウクライナ侵略を見て、戦争が起こるかも知れないという雰囲気を感じている方が増えているのではないでしょうか。そのようなとき、私たちを守ってくれるのはミサイルなどの軍事力なのでしょうか。否、それはむしろ戦争の危険性を高めていくものです。日本は、憲法9条の精神により、世界平和に貢献していくべきです。それが日本ができることでもあり、期待されていることです。21世紀の平和をどうやったら作っていけるのかご一緒に考えていきませんか。
内容

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